技術資料(よくあるご質問)

No29.自然流下の配管ですが、フラプターで流量が計れますか?

2016.05.13

Q.自然流下の配管ですが、フラプターで流量が計れますか?

A.
流体が充満すれば使えます。
全ての流量計の検出部(本体内全部)は流体が充満している必要があります。
流れ方向が下から上の時は、 自然に流体が充満しますので安心ですが、それ以外は注意が必要です。

タンクからの自然流下
短い距離の配管ではその落差を有効に使うことが肝要です。
流量計やバルブの位置関係に注目して、有効落差と、 流体の充満性を下図により確認して下さい。

流量の概算
自然流下における流量は次式により概算で計算できます。

Q:m3/h
Q=0.7A√(2gh)×3600

A:管内断面積m2
g:重力の加速度9.8m/s2
h:有効落差m
0.7は管路抵抗など、およそ考慮した係数
29-1

オーバーフロー管の時は少し流れの様子が異なりますので、「コチラ」を参照下さい。


広域自然流下(湧き水、温泉等)一般には落差が充分大きいので殆ど心配はいりません。
29-2
流量計の圧力損失
口径と最大目盛り値により異なります。
おおむね500から1500mm水柱です。
詳細は別途「圧力損失表」をご請求下さい。

バルブの圧力損失
バルブの圧損も考慮すべきですが、フルボアのボールバルブやゲートバルブ、バタフライバルブで流量調節するときは考慮を省略してもOKです。
グローブ弁は圧損が大きいため、細かな流量調節が必要なとき以外は使わないのが得策です。